1. HASTOSの概要

HASTOS(健診標準フォーマット変換共同利用センター)は日本医学健康管理評価協議会の構成団体により設置運営されるクラウドサービスで、健診機関によってアップロードされた納品用のオリジナル健診結果ファイルを健診標準フォーマットに変換し、納品先の健診実施機関(企業、健保、代行機関など)がそれをダウンロードすることができるシステムサービスです。

HASTOSの利用者(HASTOS会員)には、健診結果データを変換のためにアップロードする健診機関会員と変換後の健診標準フォーマットになった健診データをダウンロードする健診実施主体会員の2種類があります。

利用形態2により、CSVファイルを出力することができない健診機関もHASTOSを経由して健診実施主体に健診標準フォーマットによる健診結果データを電子的に納品することが可能です。

 

2. 健診機関会員のメリット

健診機関はHASTOS導入により、業務の「効率化・高度化」「迅速化・安全性向上」「コスト削減」が期待されます。

3. 健診実施主体会員のメリット

健診実施主体(企業、健保、代行機関など)はHASTOS導入により、業務の「効率化・高度化」「迅速化・安全性向上」「コスト削減」が期待されます。

  

4. HASTOS利用イメージ

HASTOSの標準的利用パターンは次のとおりです。

(1)健診機関は変換前オリジナルファイルを送信先に自施設を指定してアップロードする
(2)健診機関は変換後ファイルをダウンロードする
(3)健診機関は変換結果を確認する
(4)健診機関は変換後ファイルを送信先に納品先の健診実施主体を指定してアップロードする
(5)健診実施主体は届いた変換後ファイルをダウンロードする

 

5. サービスの流れ

(1)CSVファイルをアップロードする場合のサービスの流れ

サービスの流れは以下のとおりです。

(2)CSVファイルを作成できない場合のサービスの流れ

健診機関にて健診結果を専用紙フォームに転記し、記入済みの健診結果表をスキャナーでスキャンし、PDFファイルとしてHASTOSサービスにアップロードします。

アップロードされたPDFファイルは、電子化サービス(AI-OCR、パンチ入力)を経て、変換プロセスに渡ります。

 

6. HASTOSの導入手順・費用・申込方法について

HASTOSの導入手順・費用・申込方法については、下のボタンをクリックして下さい。