イントロダクション
POST.exは、健診機関が自社システムで出力できる健診結果ファイル(健診結果オリジナルファイル)を健診標準フォーマットにフォーマット変換するためのソフトウェアのことです。
POST.exは、当初、ソフトウエアをダウンロードして、PCにインストールして利用するダウンロード型POST.exとして提供されてきましたが、2025年4月以降は一部、例外的にダウンロード型が残る以外は、原則としてサーバー型に変わりました。
サーバー型POST.exはHASTOSサーバー内にインストールされています。
利用者は、HASTOSを利用することで、自動的にサーバー型POST.exを利用することになります。POST.exを意識することなく、HASTOSを利用することで、健診機関の健診結果オリジナルファイルを健診標準フォーマットの健診結果ファイルに変換することができます。
次のページをご覧ください。
よくある質問と回答
Q:ダウンロード型のPOST.ex(バージョン3.3)はいつまで使えますか?
A:ダウンロード型POST.exの保守(マップファイルの更新を含む)は2025年3月末を持って終了しました。HASTOS上の変換サービス(POST.exバージョン5.0)に切り替えてご利用ください。なお、条件次第では、例外的に提供されているダウンロード型POST.exバージョン4.11に切り替えることが可能ですので、健診フォーマット管理事務局 kanri@postex.jp (HASTOS事務局ではありませんのでご注意ください)にご連絡ください。
Q:ダウンロード型のPOST.ex(バージョン4.11)はいつまで使えますか?
A:これまでの実証サービスの中で利用してきたダウンロード型POST.exバージョン4.11は、条件に合致する健診機関で「保守継続申込書」を提出いただいた健診機関に限定して2026年3月末を期限に例外的に提供されています。なお、今後の実施主体会員の拡大を見据えて、HASTOSの利用(POST.exのバージョンは5.0で最新)への早期の切り替えをお勧めしています。
Q:POST.exオフラインって何ですか?
A:ネットワーク環境やセキュリティポリシーの関係でHASTOSが利用できない等、HASTOS事務局がやむを得ないと判断した場合に限り、旧ダウンロード型に相当する、ネットワーク接続していないPC(スタンドアロンPC)で実行できる「POST.exオフライン(バージョンは5.0)」をご利用いただける場合があります。該当しそうなお客様はHASTOS事務局までご相談ください。なお、利用にあたっては「POST.exソフトウエア使用許諾契約」の締結が必要となります。
Q:POST.ex2って何ですか?
A:POST.exはそれぞれの健診機関オリジナルの健診フォーマットを健診標準フォーマットに変換するソフトウエアですが、健診実施主体が入手した健診標準フォーマットを自社の健康管理システムに取り込み可能なフォーマットに変換(いわゆる二次変換)するためのソフトウエアがPOST.ex2です。基本的なソフトウエアはPOST.exと同じで、マップファイルを二次変換用の設定にすれば、変換プログラムとして機能します。実施主体が本ソフトウエアを利用するにあたっては「POST.exソフトウエア使用許諾契約」の締結が必要となります。